こんにちは。のくま(@NOKUMA_225)です。
僕は通信制高校を3年間で卒業しました。
サポート校には入学していません。
この記事では中学生のころ不登校だった僕の実体験を元に、サポート校に行かずに通信制高校を卒業する方法をお伝えします。
- 高校卒業資格が欲しいと思っている方
- サポート校に行かないで通信制高校を卒業できるか不安な方
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高校を卒業したのは10年以上前ですが、通信制高校の卒業の仕方は変わらないと思いますので
書かせて頂きます。
はじめに
通信制高校に入学しようと思っている方の環境は人それぞれだと思います。
- 社会人になってから高校卒業資格を得るために入学する方
- 当時の僕のように中学校で不登校になり通信制高校入学を考える方
皆様それぞれの理由があって通信制高校入学を考えていると思います。
社会人になってから高校卒業資格を得るために入学する方はサポート校の入学を考えることは、ほぼないでしょう。
現役の中学生・高校生はサポート校に入学して通信制高校を卒業することを考えると思います。
でも僕のようにサポート校に入学せずに通信制高校を卒業したいと思う人もいますよね。
なのでこの記事では
「サポート高校には入学せずに通信制高校を卒業する」を目標として考える人に向けての内容です。
なぜサポート校があるのか?
サポート校は学習などについて支援する教育施設です。
サポート校卒業するだけでは、高校卒業資格は得られません。
なので多くのサポート校は入学と同時に指定される通信制高校にも在学します。
そして通信制高校卒業に向けて、サポートをしていくのがサポート校の役割です。
サポート校は全日制に在籍していない、学生向けの学校の趣が強いです。
不登校だった中学3年生の時に思ったこと
学校に馴染めなくて不登校になっていましたので、サポート校に入学して学校生活を送りたいという気持ちはありませんでした。
僕の中では早々とサポート校に入学という選択肢はなくなりました。
サポート校に入学するためにうん百万円のお金を払うということに、なんの価値も見出せませんでした。
というわけでサポート校には入学せずに通信制高校を卒業することに決めました。
通信制高校の探し方
グーグルで検索しても上位にはサポート校の紹介が出てきてしまいます。
大切なのは私立の高校ではなくて、公立の通信制高校を選ぶということです。
例えば僕の住んでいる神奈川県であれば下記の高等学校に通信制課程があります。
僕が高校生だったころには平沼高校という所にも通信制課程がありました。
ちなみに僕は平沼高校の通信制課程を卒業しました。【もう通信制課程は存在しません。】
神奈川県に在住の方はこのどちらかに入学することになります。
ウィキペディアに通信制高校一覧というのがあります。
お住いの県の通信制高校を確認して、公立の通信制高校を探せばよいです。
なぜ公立の通信制高校を選ぶべきなのか
必要な学費が少なくて済むからです。
- 授業料も安い
- 教科書代金も安い
- レポート提出するための切手も安い
- 制服なんてない。制服代がかからない
高等学校卒業の資格を取るのが目的ですから、学費に関しては安くて悪いことはありません。
通信制高校卒業までの流れ
基本① レポート提出
通信制高校なので、学びの基本は自宅学習です。
自宅で学習を行い、決められた期日までにレポートを提出すること。
それがまず大切な基本的行動です。
レポートと言うと、難易度が大変高いと思うかもしれませんが、
教科書を見ながら行う小テストのようなものです。
教科書を見ながら行えば、レポートは合格できます。
例え1度目で合格できなくても、再提出で合格すれば問題はなかったはずです。
このレポートを提出するということを3年間続けられれば、通信制高校は必ず卒業できます。
基本② スクーリング
通信制高校ですが、スクーリングと言って1週間に1度、学校に通学する必要があります。
多くの学校で日曜日と平日1日にスクーリングが行われています。
そのどちらか1日に参加して、参加証明書のようなものを貰います。
レポート提出しているだけでは卒業できず、決められた回数のスクーリングが必ず必要になります。
僕は毎週日曜日に横浜まで通学していました。
スクーリングの時は、色々な教室で授業が開校しています。
その中で、自分が必要な授業に出席をします。
1カ月に4回ほどのスクーリングは必須です。
レポート提出とスクーリングが続けられるか
通信制高校は最短3年で卒業することができます。
僕も3年間で卒業しましたが、3年で卒業するためにはレポートの期日を守り提出することと、スクーリングの参加が必須です。
僕の場合はこの通信制高校を卒業できなければ、高校卒業資格は得ることができないという
退路がない状態でしたので、3年間続けて卒業することができました。
勉強は難しくはありません。
しかし入学した僕のクラスの60人の同級生は最終的に20人以下しか残りませんでした。
恐らく現在でも似たような数字だと思います。
続けられなくて通信制高校をやめてしまう人は一定数います。
レポート提出とスクーリングさえ続けれられれば、確実に卒業をすることができます。
僕でも3年間で卒業することができました。
自分の生活の中で、レポートとスクーリングを行う時間がきちんと取ることが大切です。
テストもあります。
単位を認定してもらう為に、学科のテストもあります。
レポートは教科書を見ながら作成することができますが、テスト中は教科書を見ることはできません。
なのでテスト前にはレポートの内容を振り返る、テスト勉強が必要になります。
しかしレポートの内容が理解できていれば、テスト勉強はレポートを振り返り勉強することで合格することはできます。
通信制高校はこんな人におすすめです。
- 1人で続けられる覚悟がある
- 学校生活の思い出なんて物が不要だと思う
- 学校なんて大嫌いっていう当時の僕のような不登校の人
- 社会人で高校卒業資格欲しい人は、公立通信制高校でやるしかないです
本当にレポートを提出して、スクーリングに通うというのは孤独ではあります。
自分の意思だけが頼りです。
「あぁめんどくさい」と思ってしまえば、卒業することはできません。
サボってしまうと、レポートが貯まってしまい、スクーリング日数が足りなくなります。
コツコツ積み重ねるしかありません。
まとめ
通信制高校を卒業する方法は、レポートの提出期限を守り、スクーリングに参加すること。
それだけです。
サポート校と違い、サポートしてくれる人はいません。
自分だけが頼りになります。
でも、僕でもできましたので、この記事を読んでくれいる皆様もできます。
通信制高校を卒業できるように、応援しています。