イオングループ副業解禁 副業するときに大切な10のこと

イオングループでの副業について、現役イオン従業員が説明させて頂きます。

・イオングループで副業はできるのか?

・イオングループで副業をするとバレるのか?

イオンで働いている人、イオングループで働いている人、これからイオングループで働こうと思っている人で、副業を考えている人に役立つ内容となっています。

この記事をおすすめする人

・イオングループ従業員で副業をしたい人

・これからイオングループで働きたいと思っている人

現役イオン従業員で、私も副業をしています。

実際に副業を始めるときに調べたこと、体験談を元に記事を書かせて頂きました。

副業するときに大切な10のこと

この記事を書いた人

イオンのくま

・イオングループ現役従業員【勤続15年】

・X【@JSDI_B

①イオングループは副業可能

結論からお伝えしますと、イオングループでは副業は可能です。

原則はコミュニティ社員(アルバイト・パートを含む)も正社員も副業することが可能です。

ですが、

・副業をする場合は会社に対して申告をする必要があります

・副業先の業種や、働く時間に条件があります

申請をして承認された場合のみ、副業が可能となります。

申請内容によっては認められなかったり、個別に面談をして話し合いが必要です。

イオングループに対して副業申請を出さないで、副業しているのがバレた場合は契約解除で解雇されます

②副業を解禁した理由

2020年に厚生労働省が副業・兼業の促進に関するガイドラインを改定しました。

人生100年時代を迎え、若いうちから、自らの希望する働き方を選べる環境を作って
いくことが必要であり、副業・兼業などの多様な働き方への期待が高まっています。

副業・兼業の促進に関するガイドライン

社会環境の変化によって、副業や兼業に対する考え方は変化してきました。

そして厚生労働省がガイドラインを改定したことによって、イオングループもガイドラインに基づき対応を行うため、副業が解禁となりました。

イオングループが積極的に副業を解禁したわけではありません。

厚生労働省が副業に関して、認める方向なのでイオングループも同じように対応しました。

厚生労働省が副業に関して認める方向になったので、イオングループもガイドラインに基づき対応した

あくまでもガイドラインに基づいた対応であるということが重要です。

③イオングループは副業をして欲しくない?

「さぁイオングループで働く皆さん!気兼ねなく副業をしてください」とはイオングループは言っていません。

イオングループの副業には厳しい条件が存在します。

それは機密保持のため、コンプライアンス違反を防ぐため、イオングループのイメージを守るためです。

イオングループで働ける時間を増やすから、副業はやめて欲しいというのが本音です。

④副業・兼業の厳しい3つの条件

イオングループで働いている人が副業をするためには、副業先がイオングループの設定している条件をクリアしている必要があります。

厚生労働省が制定した副業・兼業の促進に関するガイドラインの中に

副業・兼業が労働者の安全や健康に支障をもたらさないか、禁止または制限しているも
のに該当しないかなどの観点から、副業・兼業の内容として次のような事項を確認することが望まし
いです

①副業・兼業先の事業内容

②副業・兼業先で労働者が従事する業務内容

③労働時間通算の対象となるか否かの確認

副業・兼業の促進に関するガイドライン

という内容が記載されています。

なのでイオングループも副業先の企業や業種に対して、禁止や制限をしています。

他の小売業は不可

イオンで働いているあなたが、イトーヨーカドーで働こうとする。

これは他の小売業に該当するため禁止です。

イオンで働いているあなたが持っている顧客情報とか、利益額などの数値データ、社外秘の情報などが漏れる可能性があるからです。

大手小売業だけではなくて、すべての小売業が禁止されています。

私が今まで見てきた「他の小売業で副業していた人」は全員、イオングループを自己都合退職か、副業先を退職しています。

イオンのくま
イオンのくま

他の小売業で働くことはやめて

副業先の企業に「副業禁止規定」がある場合

副業先の企業の就業規則で「副業禁止」となっている場合は、禁止です。

イオングループは副業を認めていても、副業先のA社が就業規則で「副業禁止」としているなら、副業は禁止です。

副業先の就業規則で「副業禁止」と決められていない企業を選びましょう。

イオングループは副業を原則禁止していないが、副業先の企業の就業規則で副業が禁止となっている場合は許可しません

禁止されている事業内容の企業

イオングループはある業種の職業での副業を禁止しています。※社外秘なので書くことはできません。

これからイオングループで働こうと思っている人で兼業を考えている場合は、今の職業を面接で伝えましょう。

面接時に面接官が返答してくれます。

⑤気をつけるべきお金と保険のこと

副業・兼業をする時に

気を付けないといけません。

割増賃金

労働時間は働く場が違っても合計して考えます。

A社で夕方から6時間働いていた人が、B社に入社して午前中5時間働きます。

その場合は1日8時間、1週40時間を超えた労働に対しては割増賃金をB社が払わないといけません。

割増賃金の負担は後から労働契約を結んだ企業が負担と決まっています。

B社がイオングループだった場合は、あなたの労働時間を細かく確認して来るということです。

割増賃金を払いたくないですからね。

社会保険

兼業先で社会保険の適用基準をクリアしていれば、社会保険に入れます。

他社で社会保険が適用されていますので、イオングループでの社会保険適用条件をクリアしないように調整されます。

イオングループで働く時間を短くされるということです。

雇用保険

1か月87時間を超える労働時間がある場合は雇用保険が適用されます。

兼業先での労働時間が長ければ、そちらで加入。

イオングループでの労働時間が長い場合はイオングループで加入となります。

1か月の労働時間と残業時間の制限

1か月の時間外労働の上限は45時間(引用:時間外労働の上限規制)ですが、

イオングループでは、副業先での労働時間を合算して「170時間を超えないように」という指示があります。

イオングループが決めた170時間を超えないようにコントロールされます。

副業先での労働時間が長ければ、イオングループで働く時間は強制的に短く調整されます。

⑥副業をバレないようにする方法

イオングループ従業員の人が副業をする場合は、会社に申請書を提出しないといけません。

④副業・兼業の厳しい3つの条件をすべてクリアすることが必要です。

申請をして認められれば副業をすることは可能です。

では申請をしないとバレるのでしょうか?

給与所得はバレやすく、それ以外はバレないです。

給与所得はバレやすい

他の企業で副業をして給与を貰うと、給与所得になり、源泉徴収がされます。

源泉徴収されると、イオングループの他にも給与所得があるとバレる可能性が高くなります。

申請をして行っている副業なら問題はありませんが、申請をしていない場合は避けましょう。

イオンのくま
イオンのくま

私もイオングループ以外からの給与所得はありません

バレる3つの理由で詳しく話ますが、働いている所を見つかってしまうからです。

バレない副業

給与所得を貰う副業以外はバレにくいです。

自分で「副業をしている」と公表しない限りはバレません。

くれぐれもフェイスブックをやっている人は副業のことについて発言したりしないように気をつけてください。

副業は人に言う必要はないんです。

自分や家族だけの秘密にしましょう。

⑦副業兼業がバレる3つの理由

イオングループでは副業・兼業は申請しないといけないルールになっています。

では申請しないとバレるのでしょうか?

副業がバレる3つの理由は

他の小売業で働いている姿を見られる

副業先で働いている姿を見られる

自分で「副業している」と言う

住民税が上がってバレる

副業によって所得額があがると、あなたが支払う住民税も変化します。

イオングループで職位と働く時間が同じなのに、住民税の額が違うと違和感が生れます。

会社が一括して支払っているので、差額が見つかってしまいます。

そのように住民税の額でバレる可能性があります。

防ぐためには確定申告の際に住民税を自分で納付することが必要です。

副業先で働いている姿を見られる

副業先で働いている姿を、イオングループの同僚に働いている姿を見られたらバレます

同じ商圏の中の小売業で働くなんて、非常に危険です。

発見されたら、上司に報告される可能性があります。

小売業以外ならば、副業を認めて貰える可能性はあります。

給与所得を貰う副業であれば、隠さず申告することをおすすめします。

自分で「副業している」と言う

あなたが副業をしていることを隠したいのならば、イオングループの関係者に絶対言わないでください。

確定申告で分からないことがあったり、健康保険で疑問点があっても、「副業をしている」ことを話してはいけません。

隠したいなら言わないことが大切です。

⑧バレない副業を選びましょう

イオングループには申請せずに副業をすると決めた人は、とにかくバレないようにしましょう。

この記事で書いてあることを守れば、バレる可能性はかなり低いので安心してください。

私が実際に申請をせずに行ってバレていない副業は別の記事にまとめてあります。

イオングループ従業員におすすめする副業4選です イオングループ従業員におすすめの副業4選

⑨副業先としてイオングループを検討している人へ

今は他の企業で働いているが、イオングループを副業先として考えている人もいると思います。

・副業禁止の就業規則を確認

・業種を確認

務めている会社の就業規則の中に、副業禁止の記載があるとイオングループで副業することはできません。

働いている業種が小売業の場合はイオングループで副業することはできません。

どちらかに該当する場合は、残念ですがイオングループで副業は不可です。

イオンのくま
イオンのくま

該当していると、採用面接で落とされますよ

現在働いてる会社で社会保険に加入していれば、イオングループで働ける時間は短くなります。

「イオングループをメインで働く」という考え方がおすすめします

副業先として、イオングループで働くことを考えてる人には「イオングループをメインで働きたい」という考えかたをおすすめします。

イオングループを副業先として選ぶと、就業時間など規制が厳しいです。

実際のイオングループの現場では、「長い時間働けるひと」を求めていることが多いです。

そこに「1日3時間しか働けない」と応募しても、採用される可能性は低いです。

それならば採用面接時に「イオングループをメインで働きたい」という姿勢を見せたほうが採用されやすいです。

まとめ ⑩イオングループでの副業・兼業の正解

イオングループで副業するには副業申請書を提出しないと行けません。

あなたの副業が、小売業でない場合は素直に副業をしていると申請をしましょう。

労働時間の調整はされると思いますが、副業することは可能です。

副業が小売業の場合はやめましょう

副業が小売業の場合は、あなたが隠してもイオングループ関係者に見つかる可能性があります。

そしてイオングループは他の小売業での副業禁止です。

どちらでもリスクが高く、契約解除で解雇の可能性が高いです。

個人事業主は何でもOKという裏技

イオングループは自営業の副業は全面的に解禁しています。

業種や時間など、何も制限がありません。

「イオングループで働きながら、個人事業主で商売を行う」というのが最強です。