「イオンのパートはきつい？」10年以上働く私が本当のことを解説します

「イオンのパートはきついのかな？」

きついというのは、仕事量が多かったり、クレームを受けることが多かったりして、働くと肉体的にも精神的にも疲労する仕事内容ということです。

イオンのパートは働く職場によって、きつい職場があります。

私はイオングループで実際に10年以上働いて、たくさんのパートの人たちに話を聞いてきました。

イオンのパートについて詳しく説明させていただきます。

イオンのパートはきつい仕事場がある

イオンのパートは全ての職種が働くのにきついのではありません。

働く職種によってきつい仕事があります。

食品レジ、サービスカウンターがイオンのパートの仕事の中でもきついです。

食品レジはどのお店でも人が不足していて、常に募集がかかっています。

お魚・お肉・青果は仕事場の環境が厳しいです。冬はとても寒いです。匂いも体につきます。

きつい仕事①

1つ目のイオンのパートのきつい仕事は「食品レジ」です。

食品売り場のお会計は食品のレジで行いますので、そのレジを担当する仕事です。

イオンのパートの食品レジがきつい理由は２つあります。

現在、イオンのレジはお客さんがお金を入れて自動でお釣りが出てくる機械を使っています。

なのでお客さんからお金を受け取ってお釣りを渡すという作業はありません。

しかし、イオンはお客さんが支払いできる方法が非常に多いです。

支払い方法が多いと何がきついかといいますと、トラブルが起きやすいからです。

「選んだ支払い方法で支払いがうまくできない」

「残高が足りなかったから違う支払い方法で払いたい」

「ギフト券を使って足りない分は他の支払い方法で払いたい」

このようなことが常に発生します。

イオンの食品レジに配属されると、勤務時間中はほとんどがレジを打ちます。

お客さんがレジで困ると、レジを打っているあなたに質問してきます

やっていると慣れてきますが、レジというのは精神的に非常につかれます。辞める人も多いのが食品レジです。

お客さんの数が多いときつい

イオンのお店は店舗の規模にもよりますが、1日で7,000～10,000人ほどのお客さんが来店して買い物していきます。

仮に1日のお客さんが7,000人来るとして計算してみました。

1時間あたり100人ほどのお客さんの対応をする可能性があります。

もちろん、混雑する時間帯や食品レジが多いお店もありますので目安ですが、数多くのお客さんが来店して買い物していくのがイオンの食品レジです。

感覚的には食品レジで働いたらずっとレジを打っているということになります。

作業はかんたんで楽です

イオンで使用されているレジは新しく、かんたんに操作することができます。

パートで採用されると、レジの打ち方は教えてくれますので、すぐに覚えることができます。

作業はかんたんで楽なんです。

長い時間、ずっとレジを打つということができそうならば大丈夫です。

きつい仕事②

2つ目のきつい仕事は「サービスカウンター」です。

イオンの採用情報にはこのように書かれています。

サービスカウンターは、お店の顔として様々なお客さまに接し、とてもやりがいのあるお仕事です。

イオンリテール株式会社　パート・アルバイト採用情報より

これがどんなに恐ろしいことなのかを説明させて頂きます。

ここに書いたこと以外にもサービスカウンターにはたくさんの業務があります。

とにかくサービスカウンターというのは、やることが多いです。

ほかの売り場のパートの仕事と違って、品出しなどがないので、ずっと接客になります。

やることは多いですが他の売り場と比べても、時給は高くはありません。

避けてはとおれない「きつい」理由

イオンのお店には、古くから務めているパートの人がいます。

良い人もいますが、意地悪な人や仕事をさぼる人もいます。

イオンはどのお店でも、長時間働く社員は勤務先のお店がどんどん変わります。

早ければ半年ほどで、ほかのお店の勤務になっていなくなってしまします。

それが人間関係がきつくなる理由です

古くからいるパートの人がお店の担当の売り場を運営しているようなものです。

社員はどんどん変わるから、自分の理想の売り場にしようとするようなことはせず、長くからいるパートのやり方に従います。

結果的に、イオンで働いている人は意見を強く持っているパートの人に何も言えません

そうなると実権は古いパートが握り

気に入らない人は排除しようと意地悪をしたりします。

こんな人が働いている職場を避ける方法は１つだけ

イオンの新規開店するお店で働くことです。

新規開店のお店なら、古くから働いているパートの人がいません。

現役イオングループ従業員がおすすめするイオンのパート

イオングループで10年以上働いた経験からおすすめできるイオンのパートの部署は３つです。

加工食品売り場・ネットスーパー・生活用品の売り場

どの売り場も基本的にはお客さん対応と品出しです

①加工食品売り場

担当する商品の発注、品出し、売場づくりをしていただきます。加工食品は話題の商品をお客さまに訴求したり、行事に合わせた売場づくりを行います。冷凍食品は近年品ぞろえを強化しており、働くお客さまに好評な売場です。

イオンリテール株式会社　パート・アルバイト採用情報より

加工食品の売り場は基本的に品出し作業です。

品出し作業中に、お客さんに売り場の品物の場所を聞かれることはありますが、接客はそのくらいです。

デメリットは品出しの量が多いので作業が終わらないと残業になる可能性があることくらいです。

メリットとデメリット

メリット

・商品が入荷する時間と入荷する曜日は決まっているので、出勤日などの予定が立てやすい

・売り場づくりはイオンの本部で決めている、指示書のとおりに並べるだけで簡単

・品出しはすべて決まっている場所に置くだけなので、作業が簡単

・お客さんを接客する頻度が少ない

デメリット

・商品の入荷量が多いと、仕事量が増える

・商品の品出しが終わらないと、残業になることがある

・商品の場所を覚えるまでは、作業が大変である

・売り場の場所によっては冷蔵品や冷凍品なので寒い

②ネットスーパー

ネットスーパーにご注文いただいた商品を売場でピックアップし、配送のための梱包や商品チェック等を行っていただきます。品切れの場合はお客さまに確認するなど、コミュニケーション力を活かせる職場です。

イオンリテール株式会社　パート・アルバイト採用情報より

1日のほとんどを、売り場を移動して商品を集めことがメインの作業です。

歩く距離はかなり多くなります。

品切れのときには、「品切れならばいらない」という場合と「品切れなら代わりの商品が欲しい」と２つのパターンがあります。

「品切れなら代わりの商品が欲しい」場合はお客さんに電話で確認する作業が発生します。

メリットとデメリット

メリット

・メインの作業は指示紙を見ながらの商品の集荷作業

・お客さんの接客頻度が非常にすくない

デメリット

・店内全体を商品を集荷するために動くので。移動距離が多くなる

・土日祝日や、20日30日のお客様感謝デーには注文数が増加するので作業量が多くなる

③生活用品の売り場

ダイニング用品や寝具、家電製品などの売場で、接客販売、レジ、商品発注、陳列等をしていただきます。季節ごとに取り扱う商品が変わり、生活に密着した知識を得られます。

イオンリテール株式会社　パート・アルバイト採用情報より

大きなお店だと扱う商品が多くなりますので、いろいろと覚えることは多くて大変です。

３つのおすすめの職場のなかでは、覚えることが多く大変です。

メリットとデメリット

メリット

・お客さんの接客と品出しがメインの作業

・売り場の環境が適温に保たれている

・商品の入荷日以外は比較的ひまになる

デメリット

・レジを打つ作業もある

・扱う商品が多いので、商品知識を覚えるのが大変である。

・家電製品の取扱店は、修理対応などもあり作業量が多い

この方法が1番「イオンのパートの探し方」

イオンのパートはまずは公式のホームページで探しましょう。

イオンリテール株式会社　パート・アルバイト採用情報

パート・アルバイト採用情報でも必ず見てほしいのは「オープニングスタッフ募集中」のページです。

採用情報のホームページの目立つところに「オープニングスタッフ募集中」がありますので確認しましょう。

「オープニングスタッフ募集中」のページにはこれから開店するお店の採用情報がのっています。

オープニングスタッフは人間関係の問題が起こりにくいので、おすすめです。

パートの給与は高いのか？

令和5年の最低賃金の全国平均は1,004円です。　出典：厚生労働省ホームページ　（当該ページのURL）

イオングループのパートの平均給与も約1,000円となっており、ほぼ同額です。

スーパーマーケット協会の調べでも、ほぼ同額となっています。

パート・アルバイト募集時の平均時間給は、レジ担当で都市圏1,061円、地方圏922円。品出し担当で都
市圏1,053円、地方圏913円。

全国スーパーマーケット協会　2023 年スーパーマーケット年次統計調査報告書より

イオングループだからといって給与が高いわけではありません。

まとめ　

イオンのパートは働く部署によって、きつい職場があります。

きついと感じる理由は人によって違いますが、食品レジは本当に多くの人が「きつい」と言います。

きついので退職する人が多いです。だからいつも求人をしています。

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