こんにちは、のくまです【@JSDI_B】
僕は15年以上、小売り販売員として働いています。
日用品販売員としての経験の中で、ここで紹介する大手2社でも働いていたことがあります。
手伝いでネットスーパー業務も経験しましたし、業務の流れも把握しております。
そんな小売り販売員の僕の目線でネットスーパーを比較して紹介いたします。
この記事では
- 大手ネットスーパー4社を小売り販売員目線で比較します
- 店舗ごとのメリットとデメリットを比べます
- 各ネットスーパーの得する利用方法を紹介します
- ネットスーパーを利用するならどこが1番お得なのかお伝えします。
すべてのネットスーパーには配達可能エリアが限られています
4社全てのネットスーパーは配達エリアが限られていますので、お住いの地域によってはネットスーパーを利用することができません。
ネットスーパー利用の前には必ず配達可能エリアなのかをご確認ください。
ネットスーパーの配送料は無料ではありません
ネットスーパーの配送料金ですが、200円から400円のあいだの配送料がかかります。
アマゾンのネットスーパーであるAmazonフレッシュだけは条件によっては配送料が無料になります。
ネットスーパーの配送はほとんどが協力会社が行う
ネットスーパーの配送はほとんどが地元の協力配送会社の配達員さんが行います。
ネットスーパーの配達だからといって、その会社の社員が配達する訳ではありません。
配達員さんは、配送業務だけを行っている専任の協力配送会社の方です。
軽自動車のワゴン車に荷物を積んで配達してくれます。
協力会社の配達員さんなので、感じが悪い人から良い人までいます。
あまりに感じが悪いとお客さんからお店にクレームが入りますので、極端に態度が悪い配送員はいないです。
生鮮品も日用品も店頭在庫から選ばれ配達されます
生鮮品も日用品も、ネットスーパーの配達を担当するお店の在庫から選ばれて配達されます。
基本的にはネットスーパーの担当社員がいて、その担当社員がどんどん商品を集めます。
ネットスーパーの担当社員が商品をピックアップしますが、担当社員には締め切り時間に常に追われています。
14時から15時の間に商品をピックアップしなさいという、指示書が発行されます。
そのため、生鮮品も日用品も、わざわざ吟味して一品一品売り場から選んでいる訳ではありません。
日用品は腐りませんから、長期在庫品でも見た目は変わりません。
生鮮品は腐りますが、どのスーパーも鮮度を管理するスタッフがいますので、腐った商品というのは売り場から撤去されています。
なので、小売り販売員の立場から考えると生鮮品売り場に出てる物は問題ないということになりますので、一品一品状態を見て良い物を選ぶなんて作業はしません。
作業量を考えると、そんなことをしていると配送作業が終わりませんので。
ネットスーパーの価格は安くない
ネットスーパーの目的は店舗まで行かなくて済むことです。
なので商品の価格は店頭価格とは違いますし、ネットスーパー価格が採用されています。
例えば、実店舗であれば近くに競合店が存在すれば価格の競争が発生して安くなります。
A店舗で100円のにんじんがB店舗で200円だと売れないので、通常B店舗は100円に近い価格に下げます。
ではA店舗はネットスーパーをやっていないけど、B店舗はネットスーパーをやっている場合、B店舗はにんじんは200円で売ります。
この時点でネットスーパーをやっているのはB店舗だけで、ネットスーパー市場をエリアで独占しています。
その店だけでしか売っていないならば、価格を下げる必要はありません。
ネットスーパーの価格を実際に見て比べましたが、イオンネットスーパーもイトーヨーカドーネットスーパーも実店舗より高かったです。
楽天西友ネットスーパーとAmazonフレッシュは割引キャンペーンがあり価格的には安いです。
ネットスーパーで日用品を購入するのはおすすめしません
ネットスーパーで買うべきものは生鮮品などの食品のみです。
日用品の購入はおすすめしません。
価格が店頭価格と変わりませんし、送料もかかります。
日用品のネット通販のお得な情報は下記の記事をご参考にしてください。
日用品の95%をネット通販で購入する方法ネットスーパーの大手は4社あります
大小さまざまなスーパーがありますが、ネットスーパーを全国展開している大手小売業は4社です。
- セブンアンドアイホールディングスのイトーヨーカドーネットスーパー
- イオンのイオンネットスーパー
- 楽天と西友の合同経営の楽天西友ネットスーパー
- Amazonと提携しているライフのネットスーパー
ネットスーパーの売上が大きく、競争している大手小売業はこの4社です。
基本的に自宅からネットスーパーを利用しようと思うとこの4社のうちのどれかを利用する機会が多いと思います。
イトーヨーカドーネットスーパー
イトーヨーカドーネットスーパーの配送エリアを確認
- nanacoポイントがお買い物金額200円[税抜]につき1ポイント貯まります。
- ポイント還元率は0.5%と低いです。
- セブンプレミアム商品が購入できます
- 配達日と配送時間の指定可能
- イトーヨーカドーのハッピーデーの対象外
イトーヨーカドーのネットスーパーなのにハッピーデーの対象外と使い勝手が悪いです。
生鮮品も全体的に価格はありません。
日用品にいてっては、「月間安い値」ですら
Amazon 日用品売り場の通常価格より高く設定されています。
イオンネットスーパー
- WAONPOINTがお買い上げ合計200円【税込】ごとに1ポイント貯まります
- ポイント還元率は0.5%と低いです。
- 配達日と配達時間が指定可能
- お客様感謝デー割引の対象外
イオンのネットスーパーもお客様感謝デーの割引の対象外です。
ポイントの還元率も0.5%と低いです。商品の価格も安くはありません。
楽天西友ネットスーパー
配送エリア外のお客さんの為に楽天市場の中に西友楽天市場店があります。
生鮮品以外は購入できますので、エリア外の場合はこちらでの買い物が可能です。
- 楽天ポイントが対象商品100円[税込]に対して1ポイント貯まります。
- ポイント還元率は1%とヨーカードーとイオンの倍です。
- 割引クーポンなどで価格が安く買える商品があります。
イトーヨーカドーとイオンと比べて、ポイントの還元やクーポンでの値引きなどの、キャンペーンが充実しています。
楽天西友ネットスーパーの配送エリアが少ないのがデメリットですが、生鮮品以外であれば西友楽天市場店でカバーできるのも良いです。
Amazonフレッシュ
Amazonフレッシュの配送エリアを確認
- ポイントが貯まる制度はありません。
- その代わり、割引キャンペーンが頻繁に開催されます。
- 0.5%などの低いポイント還元より、その場で割引されるキャンペーンがありお得です。
- 通販サイトでトップのAmazonなので商品が選びやすく使いやすいです。
- Amazonフレッシュ会員の月額会員契約か、Amazonプライム会員契約が必要です。
他の3社と比べて、サイトのデザインが非常に分かりやすく使いやすいです。
Amazonで商品を購入するのと同じ感じで食料品を購入することができます。
小売り販売員がおすすめするネットスーパーはAmazonフレッシュ
15年以上、小売り販売員として働いてきて、おすすめできるのは
Amazonフレッシュこの後さらに詳しく、お得に使う方法も合わせて詳しく紹介させて頂きます。
- サイトデザインが他の3社より優れていて、非常に見やすく使いやすく、商品を選びやすいです。
- ポイント還元はありませんが、割引キャンペーンが頻繁に開催されるのでお得です。
- Amazonフレッシュで生鮮食料品を選び、日用品はAmazonで購入する。1つのサイトで完結するのでシンプルで分かりやすいです。
Amazonフレッシュを利用する方法を詳しく紹介
Amazonフレッシュを利用するには、Amazonプライム会員かAmazonフレッシュ会員の契約が必要です。
他の3社は全て会員費用や年会費はかかりません。しかし、Amazonは会員契約が必要です。
しかし、会員費を支払ったとしても、割引キャンペーンがあったり、他のAmazonのサービスを利用することができるので、全体的に考えると損はせず、むしろお得です。
Amazonプライム会員になって利用する
- Amazonプライム会員は年間4900円かかります
- 最低注文金額は4,000円
- 1回の注文につき配送料が390円
- 10,000円以上のお買い物で配送料無料
- 初めての登録なら30日間Amazonプライム会員の月会費が無料
年間4900円は月額で考えると約408円です。
10,000円以上の購入で配送料無料になります。他のネットスーパーでは300円から400円の配送料を請求されますので、10,000円以上購入したときの1回の配送料を408円と考えれば妥当な金額です。
Amazonプライム会員になると、指定の映画が見放題のAmazonプライムビデオや200万曲音楽が聴けるAmazonプライムミュージックなどのサービスを利用することができます。
このサービスの価格を考えると、Amazonフレッシュ1回当たりの配送料相当分の408円で、Amazonの他のサービスが利用できると考えると非常にコストパフォーマンスに優れており、お得です
Amazonフレッシュ会員になって利用する
- 月会費500円
- 最低注文金額は4,000円
- 配送料がいつでも無料になります
- 初めての登録なら30日間Amazonフレッシュ会員の月会費が無料
月に2回以上の利用がある場合は、Amazonフレッシュ会員がお得です。
4000円以上購入すれば、いつでも配送料は無料です。
例えば1週間の中で3回の注文をしたとしても、月額費500円以上はかかりませんし、何度発送しても配送料が無料なのでお得です。
Amazonフレッシュをお得に利用する方法
- Amazonフレッシュは30日無料体験ができるので体験してみる
- 1000円割引クーポンコードを使いましょう 21年6月30日まで使用可能です。
クーポンコード → PD2021N - Amazonフレッシュのお買い得情報は必ずチェックしましょう
※無料体験中も制限はありません。30日以内に解約すれば月額費用も発送しません。
※クーポンコードは注文時に「ギフト券、種類別商品券、またはプロモーションコード」の入力してください。